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【改善事例】顎が痛くて口が開けられない症状の原因は足首

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【トリガーポイント・筋膜アプローチ専門】整体院SEEK(シーク)です。あなたのお辛さを丁寧に伺い、改善に導きます。
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男子中学生が、顎の痛みを訴えて来院されました。
 
問診でのポイントは以下の3つでした。
 

2、3日前から急に片方の顎が痛くて口が大きく開けられないんです。今朝は噛むのも痛かったです。

男子中学生

それから、今まで肩こりとか感じたことないんですけど、肩も痛くて…

男子中学生

ケガと言えば、サッカーの部活で一年くらい前に足首の靭帯を痛めたんですけど、今は痛くはないです。

男子中学生

 
第一に、痛む場所、症状から、<関連痛パターン>を元に、内側翼突筋・外側翼突筋の関与がまず疑われましたので、触診をすると
 

 
上の×で示す位置に、確かに押すと痛みのあるしこりがありました。
 
次に、約一年前に痛めたという足首周辺を調べてみると、
 
膝から下のA点、B点に硬くなっていて押すと痛むポイントがありました。
 

足首の圧痛点
 

さらに、B点を押していると、
 

そこを押していると顎が楽な気が…あれ、痛くないです。口が開けられます!

男子中学生

 
手を離すとまた同じように痛みます。
 
実は、B点と、顎の痛みの原因になる内側翼突筋、外側翼突筋は同じ筋膜のつながり上に位置します
 

 
そこで、頬のしこり(×)と、B点、それぞれの硬さを確認しながら2点を同時に押して軽く刺激すると、2点のしこりがともに緩み…
 

顎、ほとんど痛くないです!でも肩はまだちょっと痛みます。

男子中学生

 

そこで、別のつながりを使って、A点と肩の痛みの原因になる僧帽筋に見つかったしこりを同時に押してしばらく刺激すると、こちらも双方がふっと緩みました。
 
外方のつながりをつかって肩を緩めた
 

顎と肩、どうですか?もう一度確認してみてください。

たなか

どちらも痛くないです!

男子中学生

 
数週間後、息子さんから話をきかれた大工のお父さんがご自身の肘痛で来院されました。お話を伺うと、息子さんは一度の施術以降痛みは出ていないとのことでした。
 
つまり、根本的な原因は、靭帯を痛めた際に回復しきれていなかった足首付近の筋膜等の硬さにあり、その硬さが残る状態でハードな部活動を含む生活を日々繰り返すうちに、筋膜のつながりを介して離れた頬や肩の組織に新たな緊張を連鎖的に作り出していた、ということのようでした。
 

このように、丁寧に問診を行い、【トリガーポイント理論】【筋膜のつながり】を軸にお身体を調べていくことで、痛み・しびれの根本的な原因が見えてきます
 
当院の施術において、根本原因を探ることは本当にその方の今まで過ごしてこられた生活を紐解くような作業で、これはまさに、当院の屋号を整体院「SEEK(=探し出す)」とした理由です。
 
当院の施術を初めて受けられた方の多くは、「離れたところを押しているだけなのに、こんなに緩んで症状が楽になるなんて不思議」とおっしゃいます。
 
お身体の不調にお悩みの方、是非一度、整体院SEEKの施術を受けてみてください。
 

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